筑紫野市議会 2020-02-25
令和2年第1回定例会(第1日) 本文 2020-02-25
1: 午前10時00分開会
◯議長(高原 良視君) 皆さん、おはようございます。
出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから、令和2年第1回
筑紫野市議会定例会を開会いたします。
それでは、お手元に配付しております
議事日程の順序に従い、本日の会議を進めます。
────────────・────・────────────
日程第1.
会議録署名議員の指名について
2: ◯議長(高原 良視君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第87条の規定により、7番、
白石卓也議員と17番、
宮崎吉弘議員を指名いたします。
────────────・────・────────────
日程第2.会期の決定について
3: ◯議長(高原 良視君) 日程第2、会期の決定を行います。
今定例会の会期は、本日から3月24日までの29日間とし、その間、本会議に本日と2月27日、28日、3月18日、19日及び24日の6日間を当て、残りは休会にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
4: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は、29日間と決定いたしました。
────────────・────・────────────
日程第3.諸般の報告について
5: ◯議長(高原 良視君) 日程第3、諸般の報告を行います。
議長会、一部
事務組合議会等の
開催状況及び監査・検査結果並びに
行政視察等の報告につきまして、議員のお手元に資料を配付しております。
なお、これらに関する書類については、事務局に保管しておりますので、必要な方は御覧いただきたいと思います。
これで、諸般の報告を終わります。
────────────・────・────────────
日程第4.議案第56号
6: ◯議長(高原 良視君) 日程第4、議案第56号第六次筑紫野市
総合計画基本構想及び
基本計画の件を議題といたします。
本件に関し、委員長から御報告願います。19番、第六次筑紫野市
総合計画審査特別委員長。
7: ◯第六次筑紫野市
総合計画審査特別委員長(赤司 泰一君)〔登壇〕 皆様、おはようございます。
議案第56号第六次筑紫野市
総合計画基本構想及び
基本計画の件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本件は、去る12月定例会で本
特別委員会に付託されまして、閉会中の
継続審査となっていたものでございます。
まず、12月定例会中の委員会で執行部より説明を受けた内容に対しまして、閉会後に各会派及び会派に属さない議員から31件の質疑が提出されたところでございます。
次に、本年1月17日に開催した委員会では、提出された質疑に対しまして執行部から答弁を受けました。これにより、
総合計画の理念や施策への
取組方針、
基本事業の今後の進め方などを確認したところであります。
また、本
特別委員会に付託されました議案の
議決事項は、
総合計画(案)の
基本構想及び
基本計画に関する部分であるため、これらの理念や計画を実現するための手段としての個別具体的な取組である
事務事業の
進捗状況は、今後の各
常任委員会で調査していくことを
委員全員で確認したところであります。
1月27日の委員会では、討論、採決を行いました。討論では、2名の委員から
賛成討論が行われました。その内容は、第六次
総合計画は、第五次
総合計画から継続して、施策や
基本事業ごとに
成果指標を設けており、
総合計画で達成すべき目標が示されている。また、国において積極的な取組が進められております
SDGsの17の目標との関係性が分かりやすく表記されている。さらに、
自然災害や
少子高齢化社会など、本市を取り巻く環境や
社会経済情勢の変化を把握し、的確に対応していく上で、五つの重点的な施策の推進が掲げられている。今後、この計画の
成果状況を継続的に評価、改善していくことで、効果的、効率的に政策を実現できるものとなっていることから評価できるというものでありました。
採決の結果、
全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告を終わります。
8: ◯議長(高原 良視君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
9: ◯議長(高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。
まず、
反対討論をされる方、挙手を願います。
〔「なし」の声あり〕
10: ◯議長(高原 良視君) 次に、
賛成討論をされる方は、挙手を願います。20番、
鹿島議員。
11: ◯20番(鹿島 康生君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。20番、
会派つくし野の
鹿島康生でございます。
議案第56号第六次筑紫野市
総合計画基本構想及び
基本計画に対し、賛成の立場から討論を行います。
総合計画は、筑紫野市
市民自治基本条例第10条に基づき、市の目指す
まちづくりの姿を明らかにし、総合的かつ計画的に市政を運営するための計画であり、市の最上位の計画とされるものであります。
第六次筑紫野市
総合計画の策定に当たっては、
アンケート調査や
市民説明会、
パブリックコメントの実施により、多くの市民の意見を聞き、さらに市民や有識者から成る
総合計画審議会においても、今後の筑紫野市の
まちづくりの指針として認められた計画となっております。
また、現行の第五次
総合計画の期間内には、
市庁舎建設や
コミュニティバスの運行、高尾川
地下河川築造、筑紫駅西口の
区画整理、
コミュニティづくりなど、多くの取組が政策、施策、
基本事業、
事務事業という
施策体系の下で推進されてきましたが、第六次
総合計画においても、その
施策体系を踏襲しながら、新たに
少子化対策と
高齢者支援を
重点施策に掲げるなど、
社会情勢や本市の現状、課題を踏まえた実効性の高い計画となっております。
さらに、扶助費の増加や
公共施設の老朽化など、厳しい
財政状況が続く中、第六次
総合計画の推進においても、執行部が施策や
基本事業の進捗を評価し、改善や見直しにつなげていく
行政評価の仕組みが取り入れられていることや施策や
基本事業の各目標を組織や職員の
個人目標と連動させる
人材育成システムが構築されていることなど、計画の
進捗管理についても配慮された計画となっております。
以上のように、市民や審議会の意見を十分に聞いて策定した計画であること、
時代潮流を踏まえ、市が目指す
基本姿勢が明確に示された実効性の高い計画であること、そして計画の
推進体制や
評価体制が整っていることをもって賛成の立場を表明し、
賛成討論といたします。
12: ◯議長(高原 良視君) 次に、
反対討論をされる方、挙手を願います。
〔「なし」の声あり〕
13: ◯議長(高原 良視君) 次に、
賛成討論をされる方は、挙手を願います。7番、
白石議員。
14: ◯7番(白石 卓也君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。7番、
会派市民会議、
白石卓也です。
議案第56号第六次筑紫野市
総合計画に対して、賛成の立場から討論いたします。
本市は、県内の多数の
基礎自治体が
人口減少で御苦労されている中、福岡市の
近郊都市として現在も
人口増加を続け、交通の利便性や地の利を生かして発展を続けています。
第六次
総合計画では、将来像を「自然と街との
共生都市 ひかり輝く
ふるさと」を掲げ、政策として5本を柱にし、「ムダを省いた効率的な行財政の確立」「まちを元気にする
地域経済の活性化」「
安全安心の
まちづくり 健康で笑顔輝くまちへ」「いきいきと元気な協働のまちへ」「すこやかに育つまちへ~自然と
都市機能が調和するまちへ~」と、
サブスローガンを掲げ、市民に対しても、具体的に分かりやすく、身近に感じやすい内容となっています。
また、各政策については、具体的な課題が示されており、今後乗り越えなければならない事柄も示されています。本市は、さきにも述べましたが、ここ筑紫野市に住みたいと希望する人や筑紫野市に住み続けたいと思う方がまさに「ひかり輝くまち」に夢や希望を持たれて生活しています。そのためには、市長をトップとする行政、
チェック機能を果たす議会が両輪となり、力強く本計画を推進しなければなりません。
財源確保はもとより、21世紀の時代に応じた柔軟な政策を積極的に取り入れ、その
進捗状況を積極的に市民に開示することが重要です。
最後に、本計画を着実に推進され、
市民福祉のさらなる向上をお願いし、私の
賛成討論といたします。
15: ◯議長(高原 良視君) 次に、
反対討論をされる方、挙手を願います。
〔「なし」の声あり〕
16: ◯議長(高原 良視君) 次に、
賛成討論をされる方は、挙手を願います。17番、
宮崎議員。
17: ◯17番(宮崎 吉弘君)〔登壇〕 改めまして、皆さんおはようございます。17番、
公明党筑紫野市議団、
宮崎吉弘でございます。
議案第56号第六次筑紫野市
総合計画基本構想及び
基本計画について賛成の立場で討論を行います。
本市においても、これまでに経験がない
人口減少と
少子高齢化への対応や様々な課題が目前に迫っていると言えます。
地域福祉の
推進施策の目指すべき姿の中に、「高齢・障がい・介護・子育てなどによる
生活課題を抱えても、身近な支援を受けながら、だれもが安心して自立した生活ができる
地域社会を目指す」とあるように、今後ますます全世代型の
社会保障の構築が必要となってまいります。限られた
経営資源を有効かつ効率的に活用できる
行財政運営が必要であります。
そのような中、五つの
重点施策の中に、「未来に繋ぐ
少子化対策~子育て支援と
教育環境の
充実~」と「高齢者を見守り、支えあう
地域づくり」、また「
地域包括ケアシステムの推進」が掲げられていることは、とても評価すべきと考えます。
また、既に
国連サミットで採択された持続可能な
開発目標(
SDGs)は、国でも17の目標に向けて積極的な取組が進められています。第六次
総合計画の施策が目指す姿と重なる点も多くあることから、
総合計画の実現と併せて関係性が分かりやすく表記されていることも評価いたします。
最後に、
総合計画審議会の
附帯意見や
基本事業の進捗につきましては、各
常任委員会において確認をしていくことを市民の皆様にお約束をし、第六次
総合計画の
賛成討論といたします。
18: ◯議長(高原 良視君) 次に、
反対討論をされる方、挙手を願います。
〔「なし」の声あり〕
19: ◯議長(高原 良視君) 次に、
賛成討論をされる方は、挙手を願います。3番、
前田議員。
20: ◯3番(前田 倫宏君)〔登壇〕 皆様、おはようございます。
議席番号3番、
前田倫宏でございます。
議案第56号第六次筑紫野市
総合計画基本構想及び
基本計画について、賛成の立場から討論を行います。
第六次筑紫野市
総合計画は、総合的かつ計画的に
市政運営を行うための指針となるものであり、市の目指す
まちづくりの姿を明らかにした最上位に位置づけられる計画であります。第五次筑紫野市
総合計画から継続して施策や
基本事業ごとに
成果指標を設けており、達成すべき目標が示されております。
また、2015年に
国連サミットで採択された持続可能な
開発目標と
総合計画の施策との関係性が分かりやすく表記されております。
SDGsが掲げる17の目標に対し、本市が積極的に取り組む姿勢が示されており、大いに評価できるものであると考えております。
さらに、
自然災害や
少子高齢化社会など、本市を取り巻く環境や
社会経済情勢の変化を把握し、的確に対応していくための五つの
重点的施策が設定されております。
特に、
重点施策4では、「未来に繋ぐ
少子化対策」として、本市の大きな課題となっている
待機児童の解消や
子どもたちの
教育環境の整備など、
子育て支援の充実に努める姿勢を読み取ることができます。これは市民の
福祉向上につながる大切なものであり、実効性のある具体策の立案を切に希望いたしております。
今後は、
進捗状況を適宜検証することで、実現に向けた効果的、効率的な計画であると考えております。よって、議案第56号第六次筑紫野市
総合計画基本構想及び
基本計画についてに対する
賛成討論といたします。
21: ◯議長(高原 良視君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
22: ◯議長(高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
23: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第5.令和2年度
施政方針について
24: ◯議長(高原 良視君) 日程第5、令和2年度
施政方針の件を議題といたします。
ただいまから市長の
施政方針演説がありますので、御静聴をお願いいたします。市長。
25: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。
本日、ここに令和2年第1回
筑紫野市議会定例会を招集しましたところ、
議員各位におかれましては、お忙しい中に御参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。
令和2年度の
予算案並びに
関連議案の御審議をお願いするに当たり、私の
市政運営の基本的な考え方と予算の概要及び所信の一端を申し上げ、引き続き市民の皆様並びに
議員各位の御理解と御賛同を賜りたいと存じます。
まず冒頭、
令和元年台風第15号及び台風第19号をはじめ、猛威を振るった
自然災害により、貴い命を失われた方々に哀悼の誠を捧げますとともに、被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。
また、本
議会冒頭で第六次筑紫野市
総合計画を御可決賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。
国内外の政治、
経済情勢を的確に見極めつつ、市民の暮らしと地域の実情に軸足を置きながら、第六次
総合計画を着実に進めてまいる所存でございます。
それでは、令和2年度の
市政運営における方針、具体的な事業について、五つの政策に沿って申し上げます。
まず、第1、「
行財政改革」についてでございます。
第六次
総合計画に掲げる五つの政策、28の施策を計画的にかつ効率的に進めるため、
行政評価による費用対効果とスクラップ・アンド・ビルドを意識した
事務事業の実施を徹底するとともに、
公共建築物長寿命化計画に基づき、多額の費用が見込まれる
公共建築物の維持・改修費の平準化を図ってまいります。
また、
ふるさと納税については、新たなポータルサイトを活用するとともに、
地場企業の皆さんとの連携を深めることで、さらなる
自主財源の確保と
地場産業の振興に努めてまいります。
人材育成と組織の整備については、人材の育成と
綱紀粛正に努めるとともに、AIや
RPA等の
ICT技術を活用した業務の効率化を進めてまいります。
市民サービスに関しては、昨年1月の
庁舎移転に合わせて、
ワンストップ窓口を導入するなど改善を図ってまいりましたが、この年度末には、転入・
転出手続のための
臨時開庁を実施するなど、今後とも市庁舎の機能を最大限に活用しながら、
市民サービスの向上に努めてまいります。
また、市庁舎に関しては、来庁者の
利便性向上のため、
庁舎西側の
踏切改良を進めるとともに、旧庁舎、
上下水道庁舎などの
跡地利用も重要であると考えておりますので、活用策の検討を進めてまいります。
次に、政策2、「産業・雇用をつくる」についてでございます。
まず、商工業の振興については、
中小企業への融資や
住宅改修補助事業等の
地場経済対策、商工会や
宅建協会と連携した創業、
開業支援によるまちの
にぎわいづくり等に取り組んでまいります。
また、国において、マイナンバーカードを用いた
マイナポイント制度が検討されておりますので、制度の周知とカードの円滑な交付を通して、消費の活性化に生かしてまいります。
市長就任以来、力を注いでまいりました
企業誘致については、今後とも積極的に検討し、さらなる雇用の創出に努めてまいります。
次に、農業については、
日米貿易協定などを踏まえ、力強い農業の実現に向けた
財政措置が講じられるものと見込まれておりますので、国、県の
農業政策の動向を注視しつつ、
JA筑紫や農業者の皆さんとの連携を図りながら、農地の
有効活用と担い手の育成等を進めてまいります。
また、林業については、
森林環境譲与税を活用した
実態調査を行い、緑豊かな森林を保全するための方策を検討してまいります。
観光の振興については、
観光情報を積極的に発信し、誘客に努めてまいりたいと考えております。
次に、政策3、「生活をまもる」ことについてでございます。
初めに、高尾川・鷺田川の
浸水対策については、本年1月末までに
地下河川築造工事がおおよそ815メートル地点まで到達するなど、順調に進捗しております。本年の出水期までの
運用開始を目指し、引き続き取組を進めるとともに、
工事完了後には、一連の
河川改修の効果を検証してまいりたいと考えております。
また、防災・
減災対策といたしましては、安全・安心の
防災拠点である市庁舎を核とした
災害警戒体制の充実を図るとともに、
土砂災害による被害の予防のための急
傾斜地崩壊対策、
農業用ため池の
耐震診断等を実施してまいります。
このほかにも、新たに作成する
ハザードマップを活用した
災害情報の周知と啓発などハードと
ソフト両面からの対策を進めてまいります。
次に、高齢者への支援につきましては、2025年問題を見据えて、
地域包括ケアシステムを重点的に推進してまいります。
地域づくりを進めるため、医師会と連携した
在宅医療と介護の連携、「ものわすれ・
あんしんサポートチーム」の設置等の取組を継続し、なお一層の充実を図るとともに、
地域包括ケアシステムの学習会を通して、地域の実情や特性を踏まえた
生活支援の在り方について研究してまいります。
また、第8期
介護保険事業計画を策定し、
介護保険制度の安定的な運営にも努めてまいります。
次に、暮らしの
防犯対策については、高齢者を狙った
特殊詐欺等の
被害件数が依然として高い水準にありますので、
消費生活相談の充実等により被害の予防に努めてまいります。
防犯、さらには防災、
コミュニティなど様々な分野に関わる空き家については、市の窓口に加え、
宅建協会の皆さんとの協定により設置した「
空家総合相談窓口」において
相談支援を行いながら、空き家の発生を未然に防ぐ方策についても検討を進めてまいります。
健康づくりや障がい者福祉については、「第2次健康ちくしの21」、「第3期障がい
者福祉長期行動計画」などの計画に基づく取組を進めるほか、
セーフティネットについても、相談、
支援体制の充実を図ってまいります。
人権尊重の
まちづくりについては、
部落差別解消推進法、さらには本市の
人権都市宣言の理念を踏まえて、同和問題の解決に向けた取組を進めるとともに、市民の皆様や地域、企業との連携を図りながら、全ての人の人権がひとしく保障される心豊かな
地域社会の実現に向けて啓発と教育に努めてまいります。
次に、政策4、「
共助社会づくり」についてでございます。
重点的に取り組んでおります
地域コミュニティについては、高齢者の支援や防災・
減災対策など、それぞれの地域の特色や課題に応じた共助の取組が着実に実を結びつつあると実感しております。
昨年12月には、
民生委員・
児童委員協議会の区域が再編され、新たに二つの協議会が
コミュニティを単位として活動を行うこととなるなど、地域における体制も整いつつあります。今後とも各
コミュニティ運営協議会の連携を図りながら、
地域コミュニティによる
まちづくりをさらに深めてまいりたいと考えております。
また、「
共助社会づくり」を進めるためには、市と市民の皆様、そして
地域コミュニティとの
情報共有が大切だと考えておりますので、
市公式ホームページを、
スマートフォンにも対応したものとするための
リニューアル作業に着手するとともに、LINEによる
情報発信にも取り組んでまいります。
就任以来続けてまいりました
移動市長室は、まもなく100回という節目を迎えることになります。貴重な御意見、御提言をいただきました多くの皆さんに、この場をお借りしてお礼を申し上げますとともに、この
移動市長室は「市民が主役の
まちづくり」に欠かすことができない取組だと考えておりますので、今後とも継続し、充実を図ってまいります。
最後に、政策5、「未来をつくる」についてでございます。
初めに、
子育て支援については、喫緊の課題である
待機児童の解消を目指し、
保育人材確保のための
合同就職説明会や
負担軽減策に継続して取り組むとともに、新たな保育の
受け皿整備についても検討してまいります。
また、妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援を進めるため、新たに
子育て世代包括支援センターを設置するほか、疾病等により一時的に児童の養育が困難になった家庭を支援する
子育て短期支援事業を実施いたします。
学校教育については、トイレの
洋式化率の向上やプールの改修など、
教育施設の充実を検討し進めてまいります。
また、
指導主事を増員し、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の育成に努めるとともに、
コミュニティ・スクールの活動の充実を図り、地域に開かれた
学校づくりを進めてまいります。
青少年の
健全育成と生涯学習・
社会教育の推進につきましては、引き続き
地域コミュニティをはじめ、
関係機関、団体との連携を深め、青少年及び指導者の育成などに取り組むとともに、生涯の学びを通じた
人づくり、
地域づくりを推進してまいります。
次に、歴史・文化の継承と振興でございますが、新たに策定する
国指定史跡「宝満山」の
保存活用計画に基づき、地域の皆様の御意見を伺いながら、検討を進めてまいります。
また、
文化会館利用者の
安全確保のため、大ホールの
つり天井対策工事を実施いたします。
次に、
循環型社会の構築、
生活環境の向上については、第三次
環境基本計画を策定するとともに、
産業廃棄物に係る諸問題についても、法令を遵守しながら、市としての役割を果たしてまいりたいと考えております。
上水道、
下水道事業については、
水道ビジョンと
下水道事業経営戦略に基づく
健全経営と計画的な老朽管の更新に取り組んでまいります。
次に、
交通環境ですが、昨年1月に運行を開始した
コミュニティバス「
つくし号」については、この1年間、大きな事故もなく運行し、延べ2万2,000人の皆様に御利用いただくことができております。今後については、より多くの皆様に
コミュニティバス「
つくし号」及び
御笠自治会バスを利用いただけるよう、さらなる周知に努めるとともに、これまでの
運行実績と
利用状況を検証し、必要に応じて今後の展開についても検討してまいります。
また、
JR二日市駅
西側乗降口については、引き続き
事業手法を検討してまいりたいと考えております。
市街地の整備については、県が示した土塁の方針を踏まえつつ、筑紫駅
西口土地区画整理事業の
早期完了に向けた取組を進めてまいります。また、その他の地域においても、第二次
都市計画マスタープランを踏まえながら、住宅や商工業、
農業等が調和したバランスのよい
土地利用を促進してまいります。
続きまして、令和2年度の
予算編成についてでございます。
現在の市の
財政状況は、これまで
健全財政に努めてきた結果、平成30年度決算時点で、政令市を除く県下27の市の中で
財政力指数は第2位、
経常収支比率は第3位となるなど、一定の健全な状態を保つことができております。
予算編成に当たっては、第三次財政計画を規律としながら、幼児教育・保育の無償化、会計年度任用職員制度に対応するため、一般会計については、対前年度比2.9%増の約318億6,000万円を予算計上したところでございます。
歳入については、市税約136億1,000万円、国庫支出金約62億8,000万円などを見込んでおります。
歳出については、
子育て支援、障がい者支援及び高齢化などに対応するため、本年度においても扶助費を約6億8,000万円増額しております。また、筑紫駅
西口土地区画整理事業をはじめ、
教育施設の整備や防災・減災に対する事業費を計上しております。
なお、特別会計については、主なものとして、国民健康保険事業特別会計約99億6,000万円、介護保険事業特別会計約65億7,000万円の予算額を計上しております。
また、公営企業会計については、水道事業会計約28億8,000万円、
下水道事業会計約32億9,000万円の予算額を計上しております。
以上、市政執行に対する私の所信と諸施策の内容を申し述べさせていただきました。
今後とも、「市民目線」「現場主義」「誠心誠意」という政治姿勢を大切にしながら、「市民が主役」の「ひかり輝くちくしの」づくりに職員と一丸となって、全力で取り組んでまいる所存でございます。
市民の皆様、
議員各位の御理解と御協力を改めてお願い申し上げ、私の
施政方針とさせていただきます。
────────────・────・────────────
日程第6.諮問第1号
日程第7.諮問第2号
26: ◯議長(高原 良視君) 日程第6、諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることの件及び日程第7、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることの件の2件を一括して議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
27: ◯議長(高原 良視君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
28: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 本定例会では、副市長の選任を含む人事案件6件、新年度予算12件、補正予算8件、条例11件、その他2件、合計39件の議案を御提案、御審議お願いするものでございます。
それでは、諮問第1号及び諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由を一括して御説明申し上げます。
人権擁護委員は、人権擁護委員法第6条第1項の規定に基づき、法務大臣が委嘱することになっております。
このたび、森山秀明氏及び木村律子氏が本年6月30日をもって任期満了となりますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、両氏の再任について議会の意見を求めるものでございます。
両氏は、いずれも同委員を2期務められ、裏面経歴書のとおり、人格・識見ともに人権擁護委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
29: ◯議長(高原 良視君) ただいまから質疑に入ります。
まず、諮問第1号に対する質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
30: ◯議長(高原 良視君) 質疑なしと認めます。
次に、諮問第2号に対する質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
31: ◯議長(高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから諮問第1号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
32: ◯議長(高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることの件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
33: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
ただいまから諮問第2号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
34: ◯議長(高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることの件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
35: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。(「済みません。休憩をお願いしていいですか」の声あり)
しばらく休憩いたします。
午前10時45分休憩
………………………………………………………………………………
午前10時45分再開
36: ◯議長(高原 良視君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
────────────・────・────────────
日程第8.同意第1号
37: ◯議長(高原 良視君) 日程第8、同意第1号筑紫野市副市長の選任の件を議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
38: ◯議長(高原 良視君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
39: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 同意第1号筑紫野市副市長の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
現副市長の藤木正文氏が本年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任として平嶋義伸氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
平嶋氏は、裏面経歴書のとおり、本市職員として地方自治に携わられ、行財政全般に深い見識を有し、筑紫野市副市長として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
40: ◯議長(高原 良視君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
41: ◯議長(高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
42: ◯議長(高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
43: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
────────────・────・────────────
日程第9.同意第2号
44: ◯議長(高原 良視君) 日程第9、同意第2号筑紫公平委員会委員の選任の件を議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
45: ◯議長(高原 良視君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
46: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 同意第2号筑紫公平委員会委員の選任につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
筑紫公平委員会は、地方公務員法第7条第4項の規定に基づき、筑紫地区5市などにより共同設置しており、職員に対する不利益な処分についての不服申立てに対する裁決を講ずることなどを目的に3名の委員をもって組織されているもので、5市の輪番により選出しているところでございます。
同委員会は委員のうち、江田博氏の後任として、本年4月1日より山崎平太郎氏を選任することにつきまして、筑紫公平委員会設置規約第3条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
山崎氏は、裏面経歴書のとおり、人格識見ともに筑紫公平委員会委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
47: ◯議長(高原 良視君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
48: ◯議長(高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
49: ◯議長(高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
50: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
────────────・────・────────────
日程第10.同意第3号
日程第11.同意第4号
51: ◯議長(高原 良視君) 日程第10、同意第3号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任の件及び日程第11、同意第4号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任の件の2件を一括して議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
52: ◯議長(高原 良視君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
53: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 同意第3号及び同意第4号の筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由を一括して御説明申し上げます。
筑紫野市固定資産評価審査委員会は、地方税法第423条第1項の規定により、固定資産課税台帳に登録された価格についての不服申出を審査決定するための委員会で、市の基幹税である固定資産税の評価業務のより一層の適正公正を期するため、中立・独立した第三者機関として設置、運営されているものでございます。
このたび、米永隆司氏が本年3月11日で、中島千春氏が本年4月13日で任期満了となりますので、地方税法第423条第3項の規定により、両氏の再任について議会の同意を求めるものであります。
両氏は、固定資産評価に関する豊富な知識と経験をお持ちであり、固定資産評価審査委員会委員として適任であると存じますので、よろしく御審議いただきまして、御同意賜りますようお願い申し上げます。
54: ◯議長(高原 良視君) ただいまから質疑に入ります。
まず、同意第3号に対する質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
55: ◯議長(高原 良視君) 質疑なしと認めます。
次に、同意第4号に対する質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
56: ◯議長(高原 良視君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから同意第3号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
57: ◯議長(高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。同意第3号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任の件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
58: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
ただいまから同意第4号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
59: ◯議長(高原 良視君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。同意第4号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任の件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
60: ◯議長(高原 良視君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
しばらく休憩いたします。
午前10時55分休憩
………………………………………………………………………………
午前11時07分再開
61: ◯議長(高原 良視君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
────────────・────・────────────
日程第12.議案第1号
日程第13.議案第2号
日程第14.議案第3号
日程第15.議案第4号
日程第16.議案第5号
日程第17.議案第6号
日程第18.議案第7号
日程第19.議案第8号
日程第20.議案第9号
日程第21.議案第10号
日程第22.議案第11号
日程第23.議案第12号
日程第24.議案第13号
62: ◯議長(高原 良視君) 日程第12、議案第1号筑紫野市部落差別の解消の推進に関する条例の制定の件から、日程第24、議案第13号指定管理者の指定の件までの13件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
63: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第1号から議案第13号まで、13件の提案理由を一括して御説明申し上げます。
まず、議案第1号筑紫野市部落差別の解消の推進に関する条例の制定の件でございます。
本件は、法律などとの整合性を図り、部落問題に対する本市の姿勢を明確にするために条例を制定するものでございます。
次に、議案第2号筑紫野市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、通称デジタル手続法が公布されたことに伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第3号筑紫野市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、時間外勤務命令の上限設定を規定する規則への委任規定を設けるため、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第4号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係する条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第5号筑紫野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、地方公務員法における特別職の職員の規定が改正され、本年4月1日から施行されることに伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第6号筑紫野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、国民健康保険税の税率等を改めるため、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第7号筑紫野市手数料条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、通称デジタル手続法の改正等に伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第8号筑紫野市営住宅条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、民法の一部を改正する法律が公布されたことなどに伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第9号筑紫野市印鑑条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に伴い、成年被後見人であっても、意思能力を有すると認められる場合は印鑑登録ができるよう、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第10号筑紫野市指定金融機関の指定の変更の件でございます。
本件は、公金取扱事務の安定化を図るため、金融機関3行による輪番制から単独指定に変更し、指定金融機関を筑紫農業協同組合とすることについて、地方自治法施行令第168条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第11号筑紫野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第12号筑紫野市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律等により、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第13号指定管理者の指定の件でございます。
本件は、筑紫野市立障害者通所施設「筑紫野市さるびあ学園」の指定管理者を社会福祉法人筑紫野市社会福祉協議会とすることについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
以上13件、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
────────────・────・────────────
日程第25.議案第14号
日程第26.議案第15号
日程第27.議案第16号
日程第28.議案第17号
日程第29.議案第18号
日程第30.議案第19号
日程第31.議案第20号
日程第32.議案第21号
64: ◯議長(高原 良視君) 日程第25、議案第14号令和元年度筑紫野市一般会計補正予算(第4号)の件から、日程第32、議案第21号令和元年度筑紫野市
下水道事業会計補正予算(第3号)の件までの8件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
65: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 まず、議案第14号令和元年度筑紫野市一般会計補正予算(第4号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしまして、基金積立事業の10億1,004万2,000円、国民健康保険事業特別会計繰出金の臨時的なものとして2億3,784万7,000円の増額などをするものでございます。
これに見合いの歳入予算につきましては、県補助金として農村地域防災減災事業補助金8,239万円の増額などをするものでございます。
このために、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億1,070万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を330億262万1,000円とするものでございます。
また、繰越明許費につきましては第2表、債務負担行為の補正につきましては第3表、地方債の補正につきましては第4表のとおりでございます。
次に、議案第15号令和元年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしまして、一般被保険者療養給付費6,000万円の減額や県支出金の返還金として4,586万3,000円の増額などをするものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、一般会計繰入金2億3,784万7,000円の増額などをするものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,880万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を96億8,672万5,000円とするものでございます。
次に、議案第16号令和元年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしまして、地域密着型介護サービス給付費として4,851万7,000円の増額などをするものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、保険料3,176万7,000円の増額などをするものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,884万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を66億6,683万5,000円とするものでございます。
次に、議案第17号令和元年度筑紫野市二日市財産区特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしまして、積立金59万8,000円の増額をするものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、前年度繰越金を同額増額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ59万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を352万7,000円とするものでございます。
次に、議案第18号令和元年度筑紫野市御笠財産区特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしまして、財産管理費1,120万8,000円の減額をするものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、造林補助金402万4,000円の減額などをするものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,120万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を2,675万2,000円とするものでございます。
次に、議案第19号令和元年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしまして、一般管理費112万円の減額などをするものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしまして、前年度繰越金206万1,000円の増額をするものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ206万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2,978万9,000円とするものでございます。
次に、議案第20号令和元年度筑紫野市水道事業会計補正予算(第3号)の件でございます。
主な内容は、事業費の確定によるものでございます。
収益的収入については、既決予定額から8,142万2,000円を減額し21億4,530万9,000円、収益的支出については、1億1,067万9,000円を減額し19億7,278万6,000円とするものでございます。
また、資本的収入について既決予定額から760万円を減額し2億4,582万4,000円、資本的支出については、270万円を減額し7億6,807万4,000円とするものでございます。
次に、議案第21号令和元年度筑紫野市
下水道事業会計補正予算(第3号)の件でございます。
主な内容は、事業費の確定によるものでございます。
収益的収入について、既決予定額から5,866万3,000円を増額し24億61万8,000円、収益的支出については、271万3,000円を減額し21億4,604万8,000円とするものでございます。
また、資本的収入について、既決予定額から9,290万円を減額し5億7,143万7,000円、資本的支出については、1億862万9,000円を減額し11億472万1,000円とするものでございます。
以上、8件よろしく御審議いただきまして、御可決賜りますようお願い申し上げます。
────────────・────・────────────
日程第33.議案第22号
日程第34.議案第23号
日程第35.議案第24号
日程第36.議案第25号
日程第37.議案第26号
日程第38.議案第27号
日程第39.議案第28号
日程第40.議案第29号
日程第41.議案第30号
日程第42.議案第31号
日程第43.議案第32号
日程第44.議案第33号
66: ◯議長(高原 良視君) 日程第33、議案第22号令和2年度筑紫野市一般会計予算の件から、日程第44、議案第33号令和2年度筑紫野市
下水道事業会計予算の件までの12件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
67: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 まず、議案第22号令和2年度筑紫野市一般会計予算について御説明申し上げます。
本予算は、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ前年度比2.9%増の318億6,400万円とするものでございます。
歳出予算の主な内容は、高齢化や幼児教育・保育の無償化に対応するため、扶助費については、前年度比7%増の104億543万円を計上しております。また、普通建設事業費につきましては、筑紫駅
西口土地区画整理事業の継続に加え、
市庁舎建設周辺整備事業や小中学校トイレ改修事業などを計上しております。
このほか、防災減災に関する事業や
公共施設の長寿命化に関する事業などを計上しております。
次に、歳入予算の主な内容でございますが、市税につきましては、土地や家屋の評価額上昇により前年度比0.8%増の136億743万5,000円を計上しております。
国庫支出金は、前年度比9.2%増の62億8,024万7,000円としております。
なお、地方債につきましては、第2表のとおりでございます。
また、一時借入金の最高額は60億円に、歳出予算の流用につきましては、第4条に規定しているところでございます。
次に、議案第23号令和2年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比3.3%増の99億6,033万5,000円とするものでございます。
また、一時借入金の最高額は1億円に、歳出予算の流用につきましては、第3条に規定しているところでございます。
なお、この会計につきましては、保険給付事業が主なものでございます。
次に、議案第24号令和2年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比10.9%減の383万6,000円とするものでございます。
この会計につきましては、借入金の償還が主な事業でございます。
次に、議案第25号令和2年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比4.3%減の741万円とするものでございます。
この会計につきましては、奨学資金の貸与が主な事業でございます。
次に、議案第26号令和2年度筑紫野市介護保険事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比0.3%増の65億6,957万4,000円とするものでございます。
また、歳出予算の流用につきましては、第2条に規定しているところでございます。
この会計につきましては、介護サービスの給付事業が主なものでございます。
次に、議案第27号令和2年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比1.0%増の24億3,739万1,000円とするものでございます。
この会計につきましては、広域連合への納付金が主なものでございます。
次に、議案第28号令和2年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計予算の件でございます。
本会計につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比3.6%増の2億3,586万7,000円とするものでございます。
この会計につきましては、処理区の維持管理と借入金の償還が主な事業でございます。
次に、議案第29号令和2年度筑紫野市二日市財産区特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比0.9%増の295万5,000円とするものでございます。
この会計は、湯町にございます駐車場の維持管理が主な事業でございます。
なお、この予算につきましては、2月21日に開催された管理会の同意を得まして提案いたしております。
次に、議案第30号令和2年度筑紫野市御笠財産区特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比56.8%減の1,640万6,000円とするものでございます。
この会計は、山林の育林が主な事業でございます。
なお、この予算につきましては、2月20日に開催された管理会の同意を得まして提案いたしております。
次に、議案第31号令和2年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ前年度比11.2%増の3,082万円とするものでございます。
この会計も山林の育林が主な事業でございます。
なお、この予算につきましては、2月17日に開催された管理会の同意を得まして提案いたしております。
次に、議案第32号令和2年度筑紫野市水道事業会計予算の件でございます。
本件は、収益的収支において、収入の予定額を21億5,058万9,000円とし、支出の予定額を20億1,864万4,000円とするものでございます。
また、資本的収支においては、収入の予定額を2億6,235万6,000円とし、支出の予定額を8億6,160万2,000円とするものでございます。
次に、議案第33号令和2年度筑紫野市
下水道事業会計予算の件でございます。
本件は、収益的収支において、収入の予定額を23億4,565万7,000円とし、支出の予定額を21億2,294万9,000円とするものでございます。
また、資本的収支においては、収入の予定額を6億2,793万円とし、支出の予定額を11億6,255万3,000円とするものでございます。
以上、12件よろしく御審議いただきまして御可決賜りますようお願い申し上げます。
────────────・────・────────────
68: ◯議長(高原 良視君) これにて本日の議事は終了いたしました。
これをもって本日の会議を散会いたします。お疲れさまでした。
午前11時34分散会
──────────────────────────────...